大学が地域創生をするなら、地域の人の好かれる努力をしてください
最近では、地方大学は地域に貢献しないといけないと言われる。あと、地域の中で生涯学習支援に取り組んでいる。
生涯学習支援では、地域の人向けの公開講座をやっている。地域創生では、大学の敷地内でフリマみたいなのをやっている。
地域創生センターの拠点は、国際交流センターを同じ建物にいっしょくたにして、何をやっているんだか分からない状態なのだが、
その建物に入った時にセンターのトップと揉めた時の話をしよう(笑)
センターの1階は学生のフリースペースになっているのだが、建物の1階以外には学生が誰も入ろうとしないので、「新設の建物がこんな状態じゃあだめだろ!」と思った私は探検に出てみた。
5階は学生が使っていることがあると聞いたので、「まずは5階」と、
エレベーターを降りてすぐの入り口に入ると、いかにもフリースペースという感じで、おじさんが一人だけいた。
「なんですか、あなたたちは。私はここのセンター長ですよ。」
おじさんがものすごい剣幕で出てきた。
「え?ここって学内の施設じゃないの?」と、疑問に思ったのだが、「なんて常識のない学生なんだ」と言いたげな様子だったので黙っておいた。
どうやら、フリマに協力している一部の学生以外は近づいてはいけないところだったようだが、学内施設は学生が使っていいものである。張り紙でもなんでもしておかないとこうなるんだよなーと思ったが、これまでは学生がむやみに入ろうとしなかったので無事に済んでいたようだ。センター長がものすごく怒っていた。
さらにひと騒動あって、それは私の友人が原因なのだが、改めて別の記事に書こうと思う。
そんなこんなでどちらも悪いのかもしれないが、学内施設を学生として有意義に活用しようとしたのに、理由も聞かずに第一声が「なんですかあなたたちは。」では、学生は大学の思惑通りに動くはずがない。
地域の人が積極的に集まってくるフリマも出来やしないだろうと思う。
地域創生センターとやらが生きた屍となって形骸化しようがどうしようが私には関係ないので、どうぞお好きにというべきなのだろうが。
補足すると、このセンター長は地域の商店街協会と揉めた事があって、協会からはとても嫌われている。知人である、商店街の協会長から聞いた話である。