新聞社の志望順位はこんなふうに決めてみました。

お久しぶりです。

就活の忙しさにかまけてブログをかなり休んでました。

 

実は明日、マスコミ系の筆記試験が2つあります。がんばらないと・・・・

 

 近況としてはそんな感じですが、民間で散々受けている記者職の、志望順位が定まりました。

 

さっそく結果発表・・・・・

1位 産経新聞

2位 共同通信

3位 時事通信

4位 日経新聞

5位 毎日新聞

6位 地方紙

 

こんな感じでほぼ定まった。

もうエントリーシートの締め切り終わってるじゃん!と言われるだろうがご心配なく。

志望順位が定まりもしないのに、書類はばっちり提出済みである。

 

さて、なぜこの順位になったかの理由である。

それは、全国紙5社と2つの通信社を並べて、思想の傾向、報道姿勢、財務体質、将来性の4つで分析した。私の主観も入っていると思われるのであしからず。

 

まず、一番行きたくないと思ったのは朝日と読売だった。

朝日の報道は、報道ではなく、子どもがだだをこねているのに近い。建設的な批判もあるのだが、一から十まで批判づくしで玉石混淆。一昔前と比べて、石がかなりの比率を占め始めた。行くとこまで行って、ついには捏造。購読者もどんどん減っていて、10年20年先は未知数である。

 

読売は悪いわけでは無いが楽しくなさそうだという理由である。左の報道が多い日本なので、ちょうどいい保守として読売は幅広い層を取り込めているのかもしれないが・・・・自民党と仲が良すぎる。自民の批判が全く出来ていない。しかも、ここ最近で急激に近くなっているので、会社内の締め付けが強いと思う。これは報道ではなく安倍さん新聞と呼んでいいと思う。伸び盛りのベンチャーに、案外裁量権がないように、舵を切っている最中は会社の指示に従わざるを得ない場面が多いと思うのだが、この考えは間違いだろうか。

 

こういう理由から、以上の2社は受験を断念した。

 

次に5位の毎日新聞だが、

財務体質の不安を指摘する声がけっこう多い。

上手く経営できているのか。というレベルのものもある。

しかも、たまのスクープ以外は、何を目指して何を発信したいのか、見えてこない。何のポリシーもないんじゃないかと思うことがある。

 

4位の日経新聞は、安定した購読者を確保できるので、経営に不安はないが、私がやりたいのは政治記者なので向いていないと思った。経済に特化するのはいいが、思想はぶれぶれで一貫性がない。購読者の数と層は魅力で、日経を読む人に発信したいという思いはあるが、記者の育成にどれだけノウハウがあるか測れないので低めにした。

 

3位の時事通信は、共同通信のシェアにこれから勝てるのかという不安がある。個人へのニュース配信は、新聞部数の減少と、共同通信の参入によって需要が減る可能性は十分にある。TBS等で解説員をされている田崎さんという方は話が端的でわかりやすく、とても魅力的に思うのだが・・・

 

 

2位の共同通信は、ニュース配信のシェアが飛び抜けている。新聞にニュースを提供するので、顧客が減る心配はしばらく無い。財務体質、将来性から言えば、下降線と言われるマスコミの中ではかなりの優良企業だと思う。一つ気になるのは、自由といわれていた社風が、大きく変化してきている事である。

 

1位の産経新聞は、よくやり玉に挙げられる事があり、これは朝日と同じようなレベルかもしれない。それをなぜ第1志望?と思うかも知れないが、魅力的に思うところが2つある。それは、政権批判にポリシーがあり、ポピュリズムに走らないこと。もう一つは、アメリカも警戒するような骨のある報道機関であること。

 

そもそも、日本の報道機関である以上、日本の発展に貢献する報道をしてほしい。

骨のある報道機関で働いてみたいというのが、私の結論の1つである。